【10月2日 AFP】イラン革命防衛隊(Revolutionary Guards)は1日、南西部アフワズ(Ahvaz)で開催された軍事パレードへの襲撃により24人が死亡した事件への報復として、シリア内の「テロリスト」拠点に向けてミサイルを発射したと発表した。

 先月行われたイラン・イラク戦争(Iran-Iraq War、1980~88年)を記念する軍事パレードへの襲撃については、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行を主張している。

 これに対しハッサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領は、「壊滅的」な反撃で応じると宣言していた。

 革命防衛隊は公式ウェブサイトで、「アフワズで発生したテロ犯罪の責任を負う者らの拠点を攻撃した。わが隊の航空宇宙班が数分前、ユーフラテス(Euphrates)川東岸に向けて、弾道ミサイル数発を発射した」と発表。さらに初期情報に基づき、イスラム教スンニ派の過激派テロリスト多数に加え、アフワズ事件の責任を負う指導者らが死傷したと明らかにした。

 ファルス(Fars)通信によると、革命防衛隊が発射したのは射程距離がそれぞれ750キロと800キロの「中距離」弾道ミサイル。いずれも、シリア東部デリゾール(Deir Ezzor)県内でユーフラテス川西岸に位置する国境近くの町アブカマル(Albu Kamal)に着弾したという。

 映像は、イランからシリアへ向け発射されたとするミサイル。国営イラン放送(IRIB)が公開。(c)AFP/Kay Armin Serjoie