【10月1日 AFP】フランス首都パリに9月30日、ファッションデザイナーのソニア・リキエル(Sonia Rykiel)氏の名を冠した通りが誕生した。同市の道にデザイナーの名が付けられたのはこれが初めて。

 セーヌ(Seine)川左岸の大通りの中央にあり、市が立つこの一角は、2016年に亡くなったリキエル氏が日々野菜や果物を買い求めていた場所だという。

 アンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長が、ソニア・リキエル通りの命名を宣言。その後リキエル氏のブランドがパリ・ファッションウィーク(Paris Fashion Week)の一環で、市場のにぎわいを模したこの通りを舞台にショーを行った。

 イダルゴ市長は、「ソニア・リキエルが、私たちに自由の感覚を味わわせてくれた。彼女こそ、パリジェンヌの中のパリジェンヌだ」とたたえた。(c)AFP/Fiachra GIBBONS