【10月1日 AFP】(更新、写真追加)スウェーデンのカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)は1日、2018年のノーベル医学生理学賞(Nobel Prize in Physiology or Medicine)を、がんの治療法に革命的な変化をもたらした功績により、京都大学(Kyoto University)の本庶佑(Tasuku Honjo)特別教授、および米テキサス州立大(University of Texas)のジェームズ・アリソン(James P. Allison)教授の2人に授与すると発表した。

 受賞理由は、「免疫を抑える働きを阻害することでがんを治療する方法の発見」。

 授賞式は、1896年に死去し遺言でノーベル賞を創設したアルフレッド・ノーベル(Alfred Nobel)の命日である12月10日に、スウェーデンの首都ストックホルムで開催され、両氏は同国のカール16世グスタフ国王(King Carl XVI Gustaf)から賞を授与される。

 賞金900万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)は、両氏で分け合うことになる。(c)AFP