【10月1日 AFP】18-19イタリア・セリエAは30日、第7節の試合が行われ、スソ(Suso)の2得点もありACミラン(AC Milan)がアウェーでサッスオーロ(US Sassuolo)に4-1で勝利し、4試合ぶりの勝利を収めた。

 4位のインテル(Inter Milan)がカリアリ(Cagliari Calcio)に2-0で、8位のASローマ(AS Roma)が4連勝を収めていたラツィオ(SS Lazio)に3-1でそれぞれ勝利しており、そうしたライバルとの差を縮めるためにミランは勝利が必要だった。

 この試合ではストライカーのゴンサロ・イグアイン(Gonzalo Higuain)が欠場し、パトリック・クトローネ(Patrick Cutrone)やファビオ・ボリーニ(Fabio Borini)といったFWも負傷により出場することはできなかったが、それでもミランは白星を挙げた。

 39分、フランク・ケシエ(Franck Kessie)が素晴らしい独走からミランに先制点をもたらすと、50分にはスソが2月以来となるリーグ戦でのゴールを決めた。

 60分にはサム・カスティジェホ(Samuel ‘Samu’ Castillejo Azuaga)が3点目を決めリードを広げるも、その後フィリップ・ジュリチッチ(Filip Djuricic)のゴールでサッスオーロが1点を返した。

 それでも後半アディショナルタイム4分、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)との協議の結果、スソの2点目が認められた。

 ミランを率いるジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督は、「この結果はチームに自信を与えてくれる」とコメントした。

「ミランのユニホームを着て、頂点に返り咲きたいと思っているこのような輝かしいクラブで仕事をするということはプレッシャーがつきものだ」

「人々は試合結果や順位表ほどチームのパフォーマンスにあまり興味がない。しかし私はこのチームには見込みがあり、成長するにはいくらかの時間が必要であることを理解している」

 ミランは勝ち点3を挙げたものの10位のままで、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権が与えられる4位につけているインテルとは勝ち点4差になっている。

 今季は開幕直後からダークホースとして躍進しているサッスオーロは2位浮上を目指していたが、この日の黒星により5位に転落。勝ち点13はフィオレンティーナ(Fiorentina)やインテルと同じだが、得失点差により両チームの下の順位につけている。(c)AFP/Emmeline MOORE