【10月1日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)のマイク・ソーシア(Mike Scioscia)監督が30日、19年率いたチームの指揮官から今季限りで退任すると発表した。

 ソーシア監督は、オークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)とのレギュラーシーズン最終戦を5-4で制した後の会見で「退任するつもりだ。来年、再びエンゼルスを指揮することはない」と涙ぐみながら発表した。

 監督は、機会があれば復帰の意思はあると話しているが、同時にエンゼルスを去るにあたって、これまでの指導者生活に満足しているともコメントしている。

 ジョン・カーピーノ(John Carpino)球団社長が「球団そのものを生まれ変わらせた人物」と話すソーシア監督は、現在59歳。エンゼルスで通算1650勝を積み重ね、2002年に球団史上唯一のワールドシリーズ制覇にチームを導いた他に、プレーオフにも6回進出しているが、今季は80勝82敗で3年連続の負け越しとなり、2014年以来となるポストシーズン進出も逃していた。(c)AFP