【9月30日 AFP】米大リーグ機構(MLB)は29日、27日に行われたタンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)戦でヘスス・スクレ(Jesus Sucre)捕手に報復の死球を与えたニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のC・C・サバシア(C.C. Sabathia)投手に対し、5試合の出場停止と罰金を科した。

 この試合の6回表、レイズのアンドリュー・キタリッジ(Andrew Kittredge)投手がヤンキースのオースティン・ロマイン(Austin Romine)の頭部後方に速球を投げ込んだ。これに関連したとみられるその裏の回の投球により、サバシアは退場を命じられた。

 MLB機構によると、サバシアはこの罰則に不服を申し立てているが、そのまま処分が下されることになれば2019年のレギュラーシーズンに出場停止が適用される。

 しかしながらサバシア自身は、「なんらかのことがあるだろうと思っていた」と、この処分に驚きはないとコメントしている。

 キタリッジには3試合の出場停止処分と罰金が科されている。罰金額については双方ともに非公表となっている。(c)AFP