【9月30日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は29日、第6節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は2点差を逆転して4-2でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に勝利し、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)から首位の座を奪った。

 ドルトムントでは、新加入のパコ・アルカセル(Francisco 'Paco' Alcacer Garcia)が途中出場から2得点を決めた。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)から来年6月までのレンタルで加入しているアルカセルは、0-2とリードを許した63分に投入されると、チームが同点に追い付いた後、85分と94分に勝利を決める得点を挙げた。

 28日の試合でバイエルンが0-2でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に敗れたため、ドルトムントは劇的な形でリーグ首位に躍り出ている。

 ホームのレバークーゼンは9分にミッチェル・ワイザー(Mitchell Weiser)のミドルシュートで先制すると、ハーフタイムを前にヨナタン・ター(Jonathan Tah)が追加点を決めた。

 それでもドルトムントは64分にヤコブ・ブラン・ラーセン(Jacob Bruun Larsen)、68分にマルコ・ロイス(Marco Reus)が得点し、わずか4分間で同点に追い付いた。すると85分、レアル・マドリード(Real Madrid)からレンタル中のアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)のクロスにアルカセルが飛び込み、ドルトムントはこの試合で初めてリードを奪った。

 さらにアルカセルは94分、レバークーゼンのGKルーカス・フラデツキー(Lukas Hradecky)が攻め上がって相手ゴールががら空きとなるなか、カウンターアタックから4点目を決めた。

 同日行われた試合でヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)が1-2でVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に敗れたため、今季無敗のチームはドルトムントのみとなった。(c)AFP