【9月28日 AFP】インドのコーヒーチェーンが店名もロゴも米大手スターバックス(Starbucks)と酷似しているとしてスターバックス側から訴えられ、名称変更で合意していたことが明らかとなった。

 28日に名称変更を発表したのはインドのコーヒーチェーン「サーダールバクシュ(SardarBuksh)」。スターバックスは2012年にインドに参入し、現在国内に125店舗を展開している一方、サーダールバクシュは首都ニューデリーで25店舗を運営している。

 スターバックスは今年7月、サーダールバクシュを相手取り提訴。サーダールバクシュの共同創業者サンミート・シン・カルラ(Sanmeet Singh Kalra)氏はAFPの取材に応じ、自社の名称がスターバックスと「音の韻を踏んでいた」ため、裁判所はスターバックス側に有利な判決を下したとの見解を示した。

 サーダールバクシュは2か月以内に名称を以前と大差はない「サーダージバクシュ(Sardarji-Bakhsh)」に変更することで合意。ただ、緑と黒の円の中央にターバンを巻いた男性を配したロゴは引き続き使用するという。(c)AFP