【9月27日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は26日、自身が連邦最高裁の判事に指名したブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏に女性暴行疑惑が浮上していることについて、疑惑の信ぴょう性が高いと判断すれば指名撤回もあり得るとの考えを示した。

 カバノー氏から1980年代に性的暴行を受けたと告発したクリスティン・ブレイジー・フォード(Christine Blasey Ford)氏が上院司法委員会の公聴会で翌27日に証言を行う予定の中、トランプ氏は国連総会(UN General Assembly)が開かれているニューヨークで記者会見を行い、司法委について「常に自分に確信を持っている」と強調した。

 ただ、カバノー氏が実際に性的暴行を行ったと判断することになれば心変わりもあり得るとし、「成り行きを見届けたい」と述べた。

 またフォード氏についても「何を証言するのか興味を持っている」と述べ、「カバノー氏が何を言うのかにも興味を持っている。米国の歴史において非常に重要な日になると思う」と語った。(c)AFP/Chris Lefkow