【9月27日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は26日、訪問先のニューヨークで開いた記者会見で、「もし私が選出されなければ戦争が起きていたはずだ」と述べ、自身が大統領になっていなければ米国は北朝鮮との戦争に引きずり込まれていたとの考えを示した。また、北朝鮮の非核化の期限にはこだわらないとも表明した。

 米朝戦争になっていた可能性についてトランプ氏は「これまで誰もこのことについては語っていない」とも続けた。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長については「とても良い関係を築いている。彼は私のことが好きだし、私も彼のことが好きだ」と語った。その上で「彼はディール(取引)をまとめたいと思っている。私もそうだ」と述べた。

 一方、北朝鮮の非核化に関しては「時間制限のあるゲームには入りたくない」と述べ、具体的なスケジュールを約束することを拒否した。(c)AFP