【9月30日 AFP】女子テニス、武漢オープン(Wuhan Open 2018)は29日、シングルス決勝が行われ、アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)が6-3、6-3でアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)を下し、優勝を飾った。

 今週好調だったコンタベイトを難なく退けたサバレンカは、これが先月のコネティカット・オープン(Connecticut Open 2018)に続きツアー2勝目。今回は上位カテゴリーのプレミア5(Premier 5)の大会を制し、キャリア最大のタイトルとなった。

 今大会のサバレンカは攻撃的なテニスに加えて、頭脳的なコース選択や強烈なサーブを武器に相手を寄せ付けず、この日もあっさりと奪った第1セットではコンタベイトの足が一歩も出ない場面が何度もあった。

 続く第2セットでは、コンタベイトもゲームカウント3-3までついていったものの、第7ゲームでブレークを許すと、そこからサバレンカがゲームを連取してタイトルをつかんだ。勝利したミンスク出身の20歳は試合後「今はコート上でより冷静になろうとしているし、すべてのショットで攻撃的にならないよう意識している」「もっと頭を使うようになった」と語った。

 賞金総額270万ドル(約3億円)の武漢オープンを制したサバレンカは、これで900ポイントを獲得し、次週発表のランキングでキャリア最高の16位に上昇することが見込まれている。(c)AFP