【9月26日 AFP】18-19スペイン1部リーグは25日、第6節の試合が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が昇格組のSDウエスカ(SD Huesca)に3-0で快勝。レアル・マドリード(Real Madrid)とのダービーを前に、ようやく本来の調子を取り戻している。

 アトレティコは開幕からリーグ戦4試合で1勝しか挙げることができず、2週間前には首位FCバルセロナ(FC Barcelona)に勝ち点7差をつけられていたが、その後は公式戦3連勝を飾って軌道修正している。

 アトレティコは前半早々にジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)との連携からアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)が先制ゴールを挙げると、ハーフタイムまでにトーマス・パルテイ(Thomas Partey)とコケ(Jorge Resurreccion Merodio ‘Koke’)が追加点をマークした。

 後半の早い時間帯にグリーズマンを下げる余裕も見せるなど、本拠地ワンダ・メトロポリターノ(Wanda Metropolitano)でお決まりの形で勝ち点3を獲得したアトレティコは3位に浮上し、ウエスカは18位に順位を下げた。

 アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は「チームは試合をこなすにつれ良くなっている」と話し、「ASモナコ(AS Monaco)戦は良かったが、ヘタフェ(Getafe CF)戦はさらに良くなっていた。そしてきょうは前半に素晴らしいパフォーマンスを披露したことで、体力を温存することができた」と続けた。(c)AFP/Thomas ALLNUTT