【9月26日 AFP】18-19ドイツ・ブンデスリーガ1部は25日、第5節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は終盤の失点でFCアウクスブルク(FC Augsburg)と1-1で引き分け、今季初めて勝ち点を落とした。

 エースのロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)をベンチに置いたバイエルンは48分、サージ・ナブリー(Serge Gnabry)がボールを胸で落として前に運ぶと、パスを受けた34歳のアリエン・ロッベン(Arjen Robben)が相手DFを引きつけながら左足でゴールを陥れ、先制点を奪った。

 80分にはナブリーとの交代でピッチに入った35歳のフランク・リベリ(Franck Ribery)がアウクスブルクのゴールネットを揺らしたが、トーマス・ミュラー(Thomas Muller)がオフサイドの判定となり、得点は認められなかった。

 試合終了が近づき、バイエルンはホームでの勝利を目前にしていたが、ドイツ代表マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)の弟で、バイエルンでの4年間の在籍を経て今年7月に退団したばかりのフェリックス・ゲッツェ(Felix Goetze)にまさかの同点ゴールを許した。

 GKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)が相手のCKをつかみそこねると、オランダ人DFジェフリー・ゴウウェレーウ(Jeffrey Gouweleeuw)がボールを中に折り返し、途中出場のゲッツェが古巣を動揺させる得点を押し込んだ。

 先制点をマークしたロッベンは怒りをあらわにし、「1-0でリードしたら勝利しなければならない」とした上で、「同点弾は浴びるべくして浴びた感もある」と語った。

 試合はドローに終わったもののバイエルンは首位の座をキープしており、2位のヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)との勝ち点差は2となっている。(c)AFP/Ryland JAMES