【9月24日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2018)第14戦のアラゴンGPは23日、MotoGPクラスの決勝が行われ、レプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が優勝を飾り、総合争いでのリードを拡大した。

 一方、ポールポジションからスタートしたドゥカティ(Ducati Team)のホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)は1周目のターン1でクラッシュし、爪先を脱臼する悲惨な一日を送った。

 ロレンソがリタイアした後のレースは、ここ3戦で2位に2回、3位に1回入っていた同胞のマルケスが41分55秒949のトップでフィニッシュ。ドゥカティのアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)とチーム・スズキ・エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)のアンドレア・イアンノーネ(Andrea Ianonne、イタリア)がそれぞれ2位と3位に入った。

 この結果、マルケスは総合順位でのポイントを246とし、ドビツィオーゾを174ポイントの2位、モビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)を159ポイントの3位に抑えている。

 ドビツィオーゾとの一騎打ちについて「良い戦いだった」と振り返ったマルケスは「最後の2ラップ、特にラストラップでは何度も何度も押していった。何とか最後まで集中を切らさずに走り抜くことができた」と語った。(c)AFP