【9月24日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは23日、第6節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は0-0でウェストハム(Westham)と引き分け、開幕からの連勝が5で止まった。次節はリバプール(Liverpool FC)との首位攻防戦になるが、チームを率いるマウリツィオ・サッリ(Maurizio Sarri)監督は、この試合が「必勝」との考えを否定している。

 リバプールとともにリーグ戦全勝を飾り、ロンドン・スタジアム(London Stadium)に乗り込んだチェルシーは、72パーセントものボール保持率を記録しながら、ウェストハムの気持ちの入った守備を崩すことができず、逆に相手に決定機をつくられる場面も何度かあり、試合に敗れていた可能性もあった。

 サッリ監督は、リーグ戦開幕4連敗から前節エバートン(Everton)を破って初白星を挙げたウェストハムについて、タフなチームだったと話し、もっとボールを素早く動かせるようになる必要があると続けた。

 また、本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)でのリバプール戦に話が及ぶと、就任1年目の指揮官は厳しい試合になるとの見通しを示した。リバプールはユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督の下で3年かけてチーム力を高めてきており、22日のサウサンプトン(Southampton FC)戦で開幕6連勝を収めている。

 サッリ監督は「現時点では彼らが一歩先を行っている。われわれは一緒に仕事を始めてからまだ35日か40日しか経っていない」と話し、「少し当たるのが早すぎたように思う。われわれには課題がある。成長する必要があるし、もしかしたら1年後にはリバプールと同じレベルになっているかもしれない」と続けた。

 またチェルシーは、26日のフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2018-19)3回戦でもリバプールと対戦する。サッリ監督はリーグ戦とはメンバーを代えて臨むとみられるが、人数については明言しなかった。(c)AFP/John WEAVER