【9月24日 AFP】元サッカーイタリア代表監督のロベルト・ドナドーニ(Roberto Donadoni)氏が、日本代表の新指揮官就任に向けた話し合いを行っていると、23日、伊ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙が伝えた。

 イタリア・セリエAのナポリ(SSC Napoli)やボローニャ(Bologna FC)を率いた経験を持つ55歳のドナドーニ氏は、交渉のため日本へ向かったと同紙は伝えている。

 現役時代はイタリア代表にも選ばれ、クラブキャリアの大半を過ごしたACミラン(AC Milan)でセリエAを6度、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を3度制したドナドーニ氏は、監督としてイタリア代表を率い欧州選手権2008(UEFA Euro 2008)までの2年間を指揮した。

 ドナドーニ氏はボローニャの監督を3年務めるも今年5月に退任しており、その後は無所属の状態が続いている。

 日本代表ではW杯ロシア大会(2018 World Cup)でチームを16強入りに導いた西野朗(Akira Nishino)氏が監督を退いており、7月には森保一(Hajime Moriyasu)氏が後任に決定していた。

 仮にドナドーニ氏が日本代表の新監督に就任すれば、第15回アジアカップ(2011 AFC Asian Cup)でチームを優勝に導いたアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)氏以来2人目のイタリア人監督となる。(c)AFP