【9月24日 AFP】18-19イタリア・セリエAは23日、第5節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は昇格組のフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)に2-0で勝利し、開幕からの連勝を5に伸ばした。ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は1ゴール、1アシストを記録して、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)でのレッドカードの失望を払拭(ふっしょく)した。

 ロナウドはこの試合で何度か相手ゴールを脅かしたが、81分にようやくゴールをこじ開けると、後半アディショナルタイムには途中出場のフェデリコ・ベルナルデスキ(Federico Bernardeschi)の追加点をお膳立てした。

 ロナウドは2-1で勝利した先週のサッスオーロ(US Sassuolo)戦でも2ゴールを決めていたが、2-0で勝利したチャンピオンズリーグのバレンシア(Valencia CF)戦では退場処分になっていた。

 リーグ戦唯一の全勝チームであるユベントスはここまで勝ち点15を挙げており、この日ロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)の2得点などでトリノ(Torino FC)を3-1で下した2位ナポリ(SSC Napoli)に勝ち点3差をつけている。7連覇中のユベントスは29日、昨季2位のナポリをホームで迎え撃つ。

 ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し「こうした展開になると予想していた。フロジノーネはサンプドリア戦で5失点しており、われわれはバレンシア戦の70分を10人で戦ったからね」とコメントした。

「忍耐力が求められたが、多くのシュートやクロス、パスを放って、なんとかゴールをこじ開けられた」

 フロジノーネは長い時間ユベントスを苦しめたものの終盤に失点を喫し、これで開幕5試合での総失点数は12となり、勝ち点はわずかに1で19位に沈んでいる。

 他会場では、フィオレンティーナ(Fiorentina)がSPALに3-0で勝利し、サッスオーロはエンポリ(Empoli)に3-1で白星。両チームは勝ち点で並び、それぞれ3位につけている。(c)AFP/Emmeline MOORE