【9月23日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは22日、第6節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は2-1でブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に競り勝ち、待望の白星を挙げて公式戦の連敗を3で止めた。

 雨の中で行われたアウェーゲームで、トッテナムはPKながらハリー・ケイン(Harry Kane)の久しぶりの得点で先制すると、エリク・ラメラ(Erik Lamela)のゴールでリードを2点に広げ、相手の反撃をアンソニー・ノッカート(Anthony Knockaert)の終了間際のゴールによる1点に抑えた。

 ここまで、2014年に就任して以来初となる公式戦3連敗を喫していたトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は、勝利をもぎ取ったチームの精神力をたたえ、「選手はすごく苦しんでいた。大きな重圧がかかり、ファンや選手自身、そしてわれわれ(コーチングスタッフ)のためにも結果が求められていた」とコメントした。

「きょうわれわれが見せたスピリットを、他の試合でも見せられていれば良かった。選手たちの姿勢、スピリットにはとても満足している。それがあれば、われわれが素晴らしく質が高く、素晴らしい選手がいて、夢のようなサッカーを見せられることは良く分かっている」

 この勝利で、トッテナムは首位リバプール(Liverpool FC)と勝ち点6差の暫定5位に順位を戻している。

 チームメートと同様、得点王を獲得した昨シーズン、さらには夏のW杯ロシア大会(2018 World Cup)の疲れが残っているように見える主将のケインも、PKでの落ち着きは変わらず、今季3点目を挙げた。

 ケインは「きょうは気持ちの問題だった。ピッチを走り回って、前からより強い圧力をかけることができたと思う」と話した。(c)AFP/Kieran CANNING