【9月22日 AFP】男子テニスの欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup 2018)は21日、米シカゴで初日が行われ、欧州チームは、ダブルスでロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)/ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)組がワールドチームのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)/ジャック・ソック(Jack Sock、米国)組に7-6(7-5)、3-6、6-10で敗れたものの、合計ポイントでは3-1とリードした。

 欧州チームはシングルスでグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)、ダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)、カイル・エドモンド(Kyle Edmund、英国)が3連勝を挙げて先手を奪い、最後のダブルスに突入した。

 今回初めて夢のタッグを組んだフェデラー/ジョコビッチ組に対し、ソック/アンダーソン組は勝負を最終セットのタイブレークに持ち込むと、フェデラーのダブルフォールトで5-4とリードして勝機を呼び込み、ワールドチームにポイントをもたらした。

 シングルスではディミトロフが6-1、6-4でフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)を下し、ゴフィンは2本のマッチポイントをしのいでディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)に6-4、4-6、11-9で勝利。エドモンドは6-4、5-7、10-6でソックを退けた。

 ビョルン・ボルグ(Bjorn Borg)監督が率いる欧州チームは、昨年の第1回大会も出場したフェデラーをはじめ、初出場のジョコビッチ、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)、ディミトロフ、ゴフィン、そしてエドモンドという布陣で連覇を目指している。

 ジョン・マッケンロー(John McEnroe)監督が指揮を執るワールドチームは、ソック、ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)、ジョン・イズナー(John Isner、米国)、ティアフォー、アンダーソン、そしてシュワルツマンが代表メンバーとなっている。(c)AFP