【9月24日 AFP】男子テニスの欧州チームとワールドチームの対抗戦、レーバー・カップ(Laver Cup 2018)は23日、米シカゴで最終日が行われ、欧州チームが13-8でワールドチームを下し、大会連覇を果たした。

 欧州チームはアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)が6-7(3-7)、7-5、10-7の逆転でケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)に勝利して優勝を確定させた。

 この日はワールドチームが反撃する展開から始まった。第1試合のダブルスで、ジョン・イズナー(John Isner、米国)/ジャック・ソック(Jack Sock、米国)組がロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)/ズベレフ組に4-6、7-6(7-2)、11-9で勝利。2回のマッチポイントをしのいで激闘を制し、シングルス3試合を残して8-7とポイントで逆転することに成功した。

 それでも欧州チームは、シングルスの最初の試合でエースのフェデラーがイズナーに1セットを先行されながら、6-7(5-7)、7-6(8-6)、10-7で勝利を収めて貴重な3ポイントを獲得すると、最後はズベレフの白星で熱戦に幕を下ろした。

 四大大会(グランドスラム)通算20勝のフェデラーも、ダブルス1試合をこなした後にイズナーを退け、抜群の体調の良さをアピールしている。優勝を決めたフェデラーは、仲間と一緒に腕立て伏せのパフォーマンスを披露して観客を沸かせた。

 男子テニスの伝説的な名選手、ロッド・レーバー(Rod Laver)氏の名を冠したレーバー・カップの次回大会は、2019年9月にスイスのジュネーブで開催される。(c)AFP