【9月22日 東方新報】阿里巴巴(アリババ、Alibaba)のジャック・マー(Jack Ma)会長は20日、中国・天津市(Tianjin)で開かれた世界経済フォーラム(WEF)夏季ダボス会議でも、退任について質問を受けた。

 マー会長は、「私は急流の中を勇退するのではなく、むしろ進むのだ。私が退くのはアリババの活動であって、人生では大きな一歩を踏み出す。関心のある教育分野でもっと多くのことをやりたい」と述べた。

 マー会長はまた、「私は教育、環境、そしてとりわけ、アントレプレナーシップに非常に関心を持っている。私は教師だったころ、企業家や商人をちょっと下に見ていた。しかし起業して20年経って分かった。商業、企業、経済は国にとって重要だ。昔は兵力が国力だったが、今はビジネスマンが国力だ。我々は商業、承認、企業家、経済を正しく理解しなければならない。20年の起業活動を通じて、私は客観的、理性的に社会にこれらの考えを伝えられるようになった」と語った。(c)東方新報/AFPBB News