【9月21日 AFP】オーストラリアで、イチゴなどの果物から縫い針が相次いで発見され、全国的な混乱を招いている事態を受け、大手スーパーマーケットは21日までに、縫い針の販売を一時中止する措置を取った。

 今月、クイーンズランド(Queensland)州で縫い針が混入したイチゴが発見されて以降、全国各地で果物からピンや縫い針が見つかったとの通報が100件以上寄せられている。

 同国の二大スーパーマーケットの一つ、ウールワース(Woolworths)は、縫い針を一時的に商品棚から撤去する「予防措置を取った」と発表した。

 大半の事例はソーシャルメディア上でのいたずらや悪ふざけだと考えられているが、警察は騒動に関連し、これまでに未成年者少なくとも2人から事情を聴取。模倣犯によるものとみられるケースも相次いでおり、警察は最初の犯人の特定を急いでいる。

 問題を受けて、政治家らはこぞって農家への支援を表明。イチゴを食べたりカットしたりする様子を動画に収めてアピールした。

 スコット・モリソン(Scott Morrison)首相は、妻が作るイチゴのパブロバ(豪などで作られるメレンゲ菓子)のレシピを公開し、「これまで食べた中で最高のパブロバだ」と力説した。(c)AFP