【9月21日 AFP】18NFLは20日、第3週の試合が行われ、クリーブランド・ブラウンズ(Cleveland Browns)はニューヨーク・ジェッ(New York Jets)に21-17で勝利し、2年近く続いていた連続未勝利試合数を19で止めた。

 ブラウンズは、ドラフトで全体1位指名を受けたQBベイカー・メイフィールド(Baker Mayfield)が負傷したQBタイロッド・テイラー(Tyrod Taylor)との交代で前半の終盤から出場すると、14点差をひっくり返した。

 メイフィールドは17本のパスを成功させて合計201ヤードを稼ぐなどチームの逆転を呼び込み、ブラウンズは公式戦では2016年12月24日以来となる勝利を収めた。

 0-14とリードされたブラウンズは、ハイズマン賞(2017 The Heisman Memorial Trophy Award)を受賞したメイフィールドを投入し、1970年にアメリカン・フットボール・リーグ(AFL)とNFLが統合されて以降では2番目に長い未勝利記録を続けていたチームの誇りを守った。

 メイフィールドは4度の得点を演出し、ジェッツのルーキーQBサム・ダーナルド(Sam Darnold)との直接対決を制した。

 メイフィールドは「良い気分だ。僕らの力がついに合わさった」と語り、「ここ数週間、何試合かを無駄にしてしまうようなことがいくつかあった。しかし、そうした不遇にも負けずとことん戦った」と続けた。

 ブラウンズはドラフドでダーナルドを外してメイフィールドを指名したが、この日のファーストエナジー・スタジアム(FirstEnergy Stadium)には、その決断に疑いを持つ者はいなかった。

 ブラウンズでは、RBカルロス・ハイド(Carlos Hyde)がランから1ヤードのタッチダウンを2度決めている。

 ジェッツは試合終了まで残り11秒という状況で、ダーノルドにチームを勝利に導くチャンスが訪れたが、テレンス・ミッチェル(Terrence Mitchell)のインターセプトを喫し、得点につなげられなかった。(c)AFP