【9月21日 AFP】米大リーグ(MLB)のボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)は20日、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)を11-6で下し、ア・リーグ東地区の3連覇を達成した。

 両リーグを通じて最高勝率を記録しているレッドソックスは、ムーキー・ベッツ(Mookie Betts)が本塁打と二塁打2本などで合計5打点を稼ぐ活躍をみせ、今季のレギュラーシーズン9試合を残して一時は混戦だった同地区での優勝を決めた。本拠地フェンウェイ・パーク(Fenway Park)で来月5日から始まるア・リーグ地区シリーズの相手は、現時点でまだ決定していない。

 ヤンキースは4回にジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)の満塁本塁打で逆転するも、レッドソックスは7回にジャッキー・ブラッドリー(Jackie Bradley)の一発で同点に追いつき、さらにイグザンダー・ボガーツ(Xander Bogaerts)の犠牲飛で勝ち越しに成功した。

 レッドソックスは、この3連戦であと1勝すれば最近の6年間で4度目の地区優勝を果たすという状況だったものの、ヤンキースが2連勝を飾ってライバルのシャンパンファイトに待ったをかけていた。

 3度目の正直にして、敵地ヤンキースタジアム(Yankee Stadium)でようやく優勝を祝うことができたレッドソックスのアレックス・コーラ(Alex Cora)監督は、「ここで成し遂げられたというのは、もちろん歴史を知っているから最高の気分だ」とコメントした。(c)AFP