【9月21日AFP】ポーランド南部の古都クラクフ(Krakow)で20日、重さ55トン、高さ4メートル、直径4.5メートルを誇る世界最大級の釣り鐘が公開された。

 鐘は銅とスズで鋳造されており、今後ブラジル中部トリンダージ(Trindade)の教会に寄贈されるという。

 所有者のピョートル・オルセスキ(Piotr Olszewski)氏によると、釣り鐘は四つのエンジンで揺らされ、高さ100メートルの位置に設置される。

 オルセスキ氏は報道陣に製作期間は4年に及んだと語り、1度目の鋳造では失敗していたことを明かした。

 ブラジルへの輸送は船で行われ、1年がかりの作業になるとみられている。(c)AFP