【9月19日 東方新報】中国の「独身の日」インターネットセール(11月11日)まで1か月余り。宅配物流業界は、既に準備を進めている。

「今年の宅配物の量は過去10年で最大になり、世界記録を更新するだろう。業界にとっては、運用能力を問われる試練となる」中国宅配協会副会長兼秘書長の孫康(Sun Kang)氏は、こう語る。アリババ系の物流企業の菜鳥網絡(Cainiao Network)は、300万人以上の協力を得て、セールに備える。

 独身の日のセールが始まって10年。人力に頼るオペレーションは既に通用せず、技術やイノベーションによる解決が求められている。

 菜鳥網絡は「セール期間中、当社が管理するスマート宅配ロッカーを配達員が無料で使えるようにする」としている。ロッカーは北京、上海、広州(Guangzhou)、深セン(Shenzhen)、杭州(Hangzhou)などに整備していると発表している。(c)東方新報/AFPBB News