【9月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は19日、グループH第1節が各地で行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はポール・ポグバ(Paul Pogba)の素晴らしい先制点をきっかけにして序盤の苦しい展開を乗り切り、BSCヤングボーイズ(BSC Young Boys)に3-0で勝利した。

 キャプテンを務めたポグバは、快調のスイス王者から得点を奪いその気勢をそぐと、前半終了間際にはPKを成功させユナイテッドのリードを2点に広げた。

 またポグバは後半に同胞であるアントニー・マルシアル(Anthony Martial)の3点目をお膳立てし、ユナイテッドは敵地の人工芝のピッチで無事快勝を収めた。

 ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、「私にはこの試合で良いスタートを切ることができなかった理由、なぜ試合を支配できるようになるまで20分から25分ほどかかったのかが分かる」と述べた。

「われわれがこのピッチでプレーするのがどれほど難しいことなのか相手は分かっていた。だから若干ながら無理を強いらされ、いくつかの問題にも直面した。しかしあのゴールがすべてを変え、その後われわれは完全に試合を優位に進めることができた。勝利でスタートを切ることができて良かった」

 またモウリーニョ監督はポグバがみせたパフォーマンスについて「もし彼が得点を狙えるポジションで先発出場すれば、このチームにとってプラスになるのは間違いない。だから、そのことに関して満足している」と評価した。

 ユナイテッドはトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に0-3で敗れ、8月の終わりには危機を迎えているようにみえたが、その後は3連勝を飾っており、そのすべてがアウェーでの勝利となっている。

 しかし、グループHではより難しい試合が待ち構えており、次節はオールド・トラフォード(Old Trafford)にバレンシア(Valencia CF)を迎え、その後はユベントス戦が控えている。

 モウリーニョ監督は「選手個人よりもチームがみせた団結したパフォーマンスに満足している」と話した。

「この試合に勝利する必要があると理解しており、さらには勝ち点3を持った状態で、これから待ち受けているバレンシア、そしてユベントスとの2連戦という3試合に臨むことが非常に重要であることも分かっていた」 (c)AFP/Andy SCOTT