【9月19日 AFP】韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線の両側から、兵士がカメラをにらむ。その後ろには板門店(Panmunjom)の象徴的存在と言える、青い小屋が並んでいる。

 AFPのカメラマン、エド・ジョーンズ(Ed Jones)が2か国──資本主義の民主的国家と孤立した核武装する国家──で撮った人々の写真を並べて比べた。農民、工場労働者、ガソリンスタンドの従業員、買い物客、学生らを捉えた写真は、二つの社会と人々の類似性と違いを浮き彫りにする。

「写真は並べることができるが、実際には並んで立つことはできない。何か本質的に人の心を捉える物がそこにはある」と、ジョーンズは説明する。

 地理的位置関係を反映し、上に北朝鮮、下に韓国の写真を配置した。(c)AFP