【9月18日 AFP】18NFLは17日、第2週の1試合が行われ、シカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)はQBミッチェル・トゥルビスキー(Mitchell Trubisky)が2本のタッチダウンを決めたほか、守備陣が相手QBのラッセル・ウィルソン(Russell Wilson)を粉砕し、シアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)に24-17で勝利した。

 本拠地ソルジャー・フィールド(Soldier Field)での試合に臨んだベアーズは、トゥルビスキーが34本中25本のパスを成功させて合計200ヤードを稼ぐ活躍を見せ、シーホークスに今季二つ目の黒星をつけた。

 第1クオーターにはトゥルビスキーがシーホークス守備陣の穴を通す3ヤードのショベルパスでトレイ・バートン(Trey Burton)の先制タッチダウンにつなげると、第2クオーターにはコーディ・パーキー(Cody Parkey)が25ヤードのフィールドゴール(FG)を決め、ベアーズが10-0とリード。シーホークスも40歳のベテランキッカー、セバスチャン・ジャニコウスキー(Sebastian Janikowski)が56ヤードの圧巻FGを決めて点差を縮め、ハーフタイムに突入した。

 しかし、ウィルソンは前半だけでベアーズの強力ディフェンスから5回のサックを受けるなど、苦戦を強いられてしまった。対するベアーズ守備陣は合計6回のサックを浴びせ、そのうちの1回を新加入のカーリル・マック(Khalil Mack)が記録した。

 第3クオーターは両チーム無得点で終了すると、続く第4クオーターではトゥルビスキーが左にロールアウトし、エンドゾーンにいたアンソニー・ミラー(Anthony Miller)に10ヤードのタッチダウンパスを通してベアーズが17-3とリードを拡大。しかしながら、シーホークスもすぐさま対抗し、ウィルソンが合計11プレーで75ヤードのドライブを展開し、タイラー・ロケット(Tyler Lockett)に弧を描くような19ヤードのロングパスを通して追加点を挙げた。

 これでシーホークスは反撃ののろしを上げたと思われたものの、ウィルソンにとってこの日は最悪の夜となり、相手CBのプリンス・アムカマラ(Prince Amukamara)に49ヤードのインターセプトリターンタッチダウンを喫してベアーズに10-24と突き放されてしまった。

 次のポゼッションでもウィルソンの不運は続いた。ベアーズ守備陣はダニー・トレバサン(Danny Trevathan)がこの日2回目のサックでファンブルを誘発するなど、シーホークスをお手上げ状態にした。

 ウィルソンは終盤、ウィル・ディシー(Will Dissly)に2ヤードのタッチダウンパスを成功させたが、時すでに遅しとなった。(c)AFP