【9月18日 AFP】女子テニス、東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2018)は17日、シングルス1回戦が行われ、ドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)が6-1、5-7、6-3で予選勝者の日比野菜緒(Nao Hibino)を退け、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)の新女王となった大会第3シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)との2回戦に駒を進めた。

 チブルコバは初戦で思わぬ苦戦を強いられたものの、時差ぼけと日比野の粘りをはねのけた。日本人初の四大大会(グランドスラム)シングルス優勝者となった大坂との試合では激しい打ち合いが予想されており、「まだ時差ぼけに悩まされているけれど、(大坂との)試合は激戦になるだろう」「彼女はメジャー大会を制したばかりなので、観客席が満杯になり、良い試合になることを望んでいる」とコメントした。

 その他の試合では、元世界ランク1位で第6シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が、スイスのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)に6-2、6-4で快勝。イタリアのカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi)は6-2、6-1で予選勝者の土居美咲(Misaki Doi)を圧倒し、エストニアのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit)は6-3、7-6(7-5)でクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic、フランス)を退けた。

 オーストラリアのダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova)は7-6(7-2)、3-6、7-6(10-8)でワイルドカード(主催者推薦)のクリスティナ・プリスコバ (Kristyna Pliskova、チェコ)との第3セットのタイブレークにまで及ぶ激闘を制した。

 今大会では第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)が、3年連続のタイトル獲得にして通算4度目の大会制覇を目指している。(c)AFP