【9月16日 AFP】ボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)氏が15日、2015年に対戦したマニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)と2018年中に再戦する予定を明かした。

 メイウェザー氏は自身のインスタグラム(Instagram)で「復帰して今年中にマニー・パッキャオとファイトする。また9桁の稼ぎが実現だ」とコメント。それ以上の詳細は明かしておらず、投稿された動画ではイベント会場でメイウェザー氏とパッキャオが言葉を交わしているが、会話の内容は不明だった。

 両者のメガファイトは、断続的な交渉を数年にわたって繰り返した末、2015年にようやく実現し、メイウェザー氏が2億2000万ドル(約246億円)、パッキャオが1億ドル(約112億円)の収入を得たといわれている。試合はメイウェザー氏が大差の判定勝ちを収めた。

 肩を痛めていて実力を発揮できなかったと主張しているパッキャオも、以前から再戦に意欲的で、7月には「メイウェザー?もしボクシングに戻るなら、そのときはまたわれわれが話題をさらうだろう」、「私はベルトを持っているし、向こう次第だ。彼が復帰するなら2戦目をやろう」と話している。

 通算60勝7敗2分け(39KO)の戦績を誇るパッキャオは、今年7月におよそ1年ぶりにリングへ上がり、ルーカス・マティセ(Lucas Matthysse、アルゼンチン)から7回TKO勝ちを収めた。(c)AFP