【9月16日 AFP】18-19イタリア・セリエAは15日、第4節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)はロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)の得点でフィオレンティーナ(Fiorentina)に1-0で勝利し、18日に敵地で行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のレッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)戦へ弾みをつけた。

 カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督が率いるナポリは、リーグ中断前の前節では敵地ジェノバ(Genoa)でサンプドリア(Sampdoria)に0-3で敗れ、今季初黒星を喫していた。しかし、本拠地サン・パオロ・スタジアム(San Paolo Stadium)でナポリは、79分にインシーニェが途中出場のアルカディウシュ・ミリク(Arkadiusz Milik)のクロスに合わせて自身リーグ通算50得点目となる決勝ゴールを挙げた。

 一方、昨季にナポリのリーグ優勝の可能性を消滅させたフィオレンティーナは今季初黒星となった。

 アンチェロッティ監督は「ジェノバでのわれわれは病気だったわけではない。少し風邪を引いていただけだ。きょうはバランスが良く効果的だった。格別の出来ではなかったが、やりたいゲームができた」と手応えを口にした。「チャンピオンズリーグに戻ってくるのは素晴らしいし、喜んでいると同時に興奮している。タフなグループに入った。良いスタートが切れるようにしたい」

 ナポリは16日にサッスオーロ(US Sassuolo)戦を控える首位ユベントス(Juventus)と勝ち点9で並んでいる。この試合では、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)のユベントス移籍後初ゴールが期待される。

 18日にチャンピオンズリーグのグループリーグ初戦でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と戦うインテル(Inter Milan)は、パルマ(Parma FC)に0-1で敗れた。パルマはインテルからローン加入しているフェデリコ・ディマルコ(Federico Dimarco)が、79分に古巣からゴールを決めてチームを勝利に導いた。

 インテルのルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督は「手痛い敗戦だ」「4試合で4ポイントという事実と順位表を見ても言い訳を見つけるのは難しい。もっと頑張らないといけない」とコメント。2011-12シーズン以来のチャンピオンズリーグ復帰となるインテルは、開幕4試合を終えて勝ち点4の13位となっている。(c)AFP/Emmeline MOORE