【9月18日 CNS】中国工業情報化部は2018年1〜7月のインターネットと関連サービスの経営状況を公表した。同期間のネット関連企業の売上高は前年同期比25.9%増の4965億元(約8兆円)で、広東省(Guangdong)、上海市、北京市に拠点を置くネット関連企業の売上高はそれぞれ同25.7%、37.1%、29.2%伸びた。

 分野別では、ネットゲーム、ライブ配信、スマホアプリが好調だった。売上高は、ECプラットフォームが突出している。

 1〜7月の業界の研究開発費は、同16.7%増の291億元(約4700億円)だった。

 事業分野別の売上高は、情報サービス事業が同26.4%増の4510億元(約7兆3000億円)で、ネット関連企業の総収入の90.8%を占めた。このうち、ECプラットフォームの売上高は同37.8%増の1776億元(約2兆9000億円)。ネットゲームは同27.5%増の1113億元(約1兆8132億円)。

 このほか、ネットデータセンター事業は同1.7%増の62億5000万元(約1000億円)、ネット接続サービス事業は同22.6%減の88億4000万元(約1400億円)だった。

 モバイルアプリに関しては、2018年7月末時点で424万件が中国市場で確認された。7月に中国でリリースされたアプリは14万件。アップル(Apple)のアップストア(App Store)のアプリは178万件を超えた。(c)CNS/JCM/AFPBB News