【9月12日 時事通信社】日ロ平和条約をめぐるロシアのプーチン大統領の発言要旨は次の通り。

 われわれは平和条約を締結したい。このことは国際情勢の進展に好ましい条件をつくるという観点からも極めて重要だ。日本はわれわれのパートナーであり、しっかりと関係を発展させたい。安全保障問題は大きな意味を持ち、われわれはすべて議論している。米ミサイル防衛(MD)を含む地域の軍事協力に憂慮せざるを得ない。

 簡単な考えだが今、思い付いた。あなた(司会者)は1956年の(日ソ共同)宣言に触れた。それは単に署名されただけでなく、日本とソ連の議会で批准されたが、日本は履行を拒否した。そして70年間交渉している。(安倍)晋三(首相)はアプローチを変えようと言った。

 平和条約を締結しよう。今すぐでなくとも、年末までにいかなる前提条件もなしで。そしてこの平和条約に基づいて友人としてすべての係争中の問題に関する議論を続ける。このことが70年間乗り越えることができなかったすべての問題の解決を容易にするように思える。

 われわれは中国と領土問題があったが、40年間交渉して受け入れ可能な妥協策を見いだし、問題は完全に終結した。前提条件なしの平和条約締結について冗談で言っているわけではない。(北方領土問題は)倫理的で政治的な性格を持つ。われわれの国民にとって非常に敏感な問題であり、解決に当たっては慎重に対応する必要がある。(c)時事通信社