【9月16日 CNS】近ごろ、中国の家政婦市場の爆発的な成長に伴い、家政婦の報酬も高くなっている。だが、収入が高くなることは、サービスレベルが高くなることと同じではない。家政婦の資格があいまいであるなど業界の問題が話題となり、家政婦のサービス制度に新たな改善が求められている。

 10年以上の経験のある李英さんは今、北京市朝陽区(Chaoyang)の家庭で家政婦をやっている。2008年にこの業界に入った頃は、月収1000元(約1万6200円)ほどだったが、今は1~2万元(約16万~32万円)だという。

 商務部の「17年度中国家政サービス業発展報告書」によると、近年、家事代行市場は供給が需要に追い付かず、サービス要員の給与の値上がりが早く、北京、上海、広州(Guangzhou)などの都市の家政婦の平均月収は、すでに1万元(約16万円)の大台を超えている。

 中国の家事代行サービスの需要は高くなっている。就業者数の増加率が10%程度なのに対し、業界の売り上げは20%を超える速さで伸びているので、増え続けるサービス需要を賄えていない。家政婦の数は、明らかに不足している。北京市では、おおよそ20~30万人が不足しているという。