【9月12日 AFP】ロシア東部ウラジオストク(Vladivostok)で開催中の「東方経済フォーラム(Eastern Economic Forum)」で、経済関係や北朝鮮問題を中心議題として協議しているウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と中国の習近平(Xi Jinping)国家主席が11日、関連行事に出席して自らパンケーキを作り、共に食すという一幕があった。

 プーチン氏と習氏は、極東地域の文化や経済発展をテーマにした展示会を訪れ、そろいのエプロン姿でロシアのパンケーキ「ブリヌイ」作りに挑戦。

 会場で撮影された写真には、青いエプロンを着けた両首脳がフライパンに生地を流し入れ、ブリヌイをひっくり返している様子や、焼き上がったブリヌイにキャビアを添え、ウオッカと共に舌鼓を打つ様子が捉えられている。

 同日はこのイベントに先立ち、習氏が両国の「友情は絶えず深まっている」と述べるなど、両首脳は中ロ関係が親密さを増す一方だとたたえ合っていた。(c)AFP