【9月10日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2018)第13戦のサンマリノGPは9日、MotoGPクラスの決勝が行われ、ドゥカティ(Ducati Team)のアンドレア・ドビツィオーゾ(Andrea Dovizioso、イタリア)が優勝を飾った。

 豪雨により大会自体が中止となった2週間前の英国GPから一転、明るい日差しの降り注いだミサノ・ワールド・サーキット(Misano World Circuit)で、ドビツィオーゾはレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)に2秒822差をつけて優勝。これで直近のレースはドゥカティ勢が3連勝ということになった。

 LCRホンダ(LCR Honda MotoGP)のカル・クラッチロー(Cal Crutchlow、英国)が3位に食い込み、ポールポジションからスタートしたホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)は残り2周で転倒し順位を下げた。

 一方、2位となったマルケスも、年間優勝争いでは5回目のチャンピオンにまた一歩近づいている。今回のレースを終え、マルケスは年間2位に浮上したドビツィオーゾに67ポイント差をつけてトップに立っている。

 大会前に2位だったモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)は、7位に終わってドビツィオーゾと3ポイント差の総合3位に後退。4位にはロレンソが入っている。今季のMotoGPは残り6戦となっている。(c)AFP