【9月9日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2018)プレーオフ第3戦、BMW選手権(BMW Championship 2018)は8日、米ペンシルベニア州ニュートンスクエア(Newton Square)のアロニミンク・ゴルフクラブ(Aronimink Golf Club)で3日目が行われ、スコアを6ストローク伸ばしたイングランドのジャスティン・ローズ(Justin Rose)が2位と1打差の単独首位に浮上した。

 前半に6バーディーを奪ったローズは、後半をイーブンパーでまとめてスコアを通算17アンダーに伸ばした。世界ランキング4位のローズは、自身が優勝し、なおかつ現在同1位のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)か同2位のブルックス・ケプカ(Brooks Koepka、米国)の2選手が並んで2位タイに入らない限り、自身初の1位に浮上する。ジョンソンとケプカは3日目を終えて33位タイとなっている。

 前日首位のザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)は終盤までローズと並んでいたが、最終ホールでボギーをたたき、メジャー4勝のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)と並ぶ1打差の2位タイでラウンドを終えた。

 2打差の4位タイには、2日連続でスコア「62」を出したトミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood、イングランド)と、リッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)が続いた。タイガー・ウッズ(Tiger Woods)は出だし2ホールで連続バーディーと3日目にして最高のスタートを切ると、14番と16番でもバーディーを記録し、5打差の11位タイにつけた。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)はジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)、フランチェスコ・モリナリ(Francesco Molinari、イタリア)、ビリー・ホーシェル(Billy Horschel、米国)と並ぶ4打差の7位タイにつけている。

 また、9日は午後から激しい雷雨の予報が出ているため、主催者は大会終了が10日にずれ込まないよう開始時間を早めた上で、スリーサムで1番及び10番からラウンドを開始すると発表している。(c)AFP/Bernie McGuire