【9月7日 Xinhua News】中国雲南省紅河ハニ族イ族自治州箇旧(こきゅう)市にあるスーパーハイブリッド稲を試験的に集中栽培する「箇旧モデル基地」に広がる100ムー(約6.67ヘクタール)余りの水田で今年、1ムー(約667平方メートル)当たりの平均収穫量が1152.3キロを記録し、過去最高値を更新した。

 福建省農業科学院、華南農業大学、中国水稲研究所、貴州省農業科学院など機関の専門家や教授で構成される検証チームは2日、同市大屯鎮新瓦房村委員会の水稲「超優1000」を植えた101ムー(約6.73ヘクタール)の水田を訪れ、現場で収穫量の測定検証を行った。検証チームのリーダーで福建省農業科学院院士の謝華安(しゃ・かあん)氏は、チームは水田を視察した後、農業部規定のスーパー稲の収穫量測定法と計算式に従い、ランダムに3枚の水田を選び測定を行ったと語った。水田3枚の1ムー当たりの収穫量はそれぞれ1163キロ、1209.5キロ、1084.5キロで、1ムー当たりの平均収穫量は1152.3キロを記録。スーパーハイブリッド稲の100ムーモデル水田における1ムー当たりの平均収穫量で再び最高値を更新した。(c)Xinhua News/AFPBB News