【9月5日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2018)は4日、第10ステージ(サラマンカからフェルモセリェ、177キロメートル)が行われ、クイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のエリア・ヴィヴィアーニ(Elia Viviani、イタリア)が最後のスプリント勝負を制し、今大会ステージ2勝目を飾った。

 平坦な道が続くステージでヴィヴィアーニは、ボーラ・ハンスグローエ(Bora Hansgrohe)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)とトレック・セガフレード(Trek Segafredo)のジャコモ・ニッツォロ(Giacomo Nizzolo、イタリア)を抑えて第3ステージに続く勝利を挙げ、レース後にはチームメートの完璧なリードアウトに感謝した。

 チームスカイ(Team Sky)からクイックステップに移籍してきたヴィヴィアーニにとっては、これが今季17勝目。あくまで三大ツール(グランツール)のステージ優勝を目標にしているという29歳は「今年に入って1番のリードアウトだったということに尽きる」「みんなが最高の仕事をしてくれたし、最速とみられる中で勝利を挙げるのは格別の喜びだ」と語った。

 総合首位の座はミッチェルトン・スコット(Mitchelton-Scott)のサイモン・イェーツ(Simon Yates、英国)が維持し、1秒差の2位にモビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)が続いている。(c)AFP