【9月5日 CNS】阿里巴巴(アリババ、Alibaba)のジャック・マー(Jack Ma)会長が自信を持つ「世界で最高の学校」が同社に3日、開講した。中国・杭州師範大学(Hangzhou Normal University)アリババ商学院の「デジタル経済イノベーション実験クラス」が正式に開講し、新入生40人がアリババ本部で豪華教員陣による最初の講義を受けた。

 今後4年間、アリババの幹部や著名研究者などが、学生たちに学問のほかビジネス、イノベーションを指導する。

 杭州師範大学アリババ商学院は2008年、アリババの支援を受けて設立された。昨年10月に開学10周年を記念し、マー会長が5000万元(約8億円)を投じて、同学院をインターネットビジネスに特化した学部に改編した。開講したばかりのデジタル経済イノベーション新実験クラスは、同学院にとって最初の重要な取り組みと言える。

 今後、アリババの管理や人材育成、ビジネス戦略を事例学習としてカリキュラムに取り入れていく。

 これまで、アリババ商学院からはすでに18社が誕生し、在学生・卒業生が創業したスタートアップの売上高は2017年に1億5000万元(約24億4000万円)を超えている。(c)CNS/JCM/AFPBB News