【9月4日 AFP】男子テニスの国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2018)に出場しているスペインのセルジ・ブルゲラ(Sergi Bruguera)監督は3日、世界ランキング1位のラファエル・ナダル(Rafael Nadal)が来週に仏リール(Lille)で行われるフランスとのワールドグループ準決勝に出場すると発表した。

 四大大会(グランドスラム)を17度制し、現在行われている全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2018)でも準々決勝に駒を進めているナダルは、4月に行われたドイツとの準々決勝でシングルス2試合に勝利し、チームの4強入りに貢献した。

 ナダルはデビスカップで4度優勝し、直近では2011年にトロフィーを掲げているが、ここ数年は欠場することが多かった。

 ブルゲラ監督はコメント文の中で、「どんな国であっても、ラファが出場できるときに彼を頼りにできるのは、ぜいたくなことだろう。彼がスペイン人でわれわれは幸運だ」と語った。

「われわれはここ数年で最高のチームとの準決勝に挑む。ホームチームはアウェーチームに比べて少しだけ有利であるため、非常に難しい試合になるだろう」

 スタッド・ピエール・モーロワ(Stade Pierre Mauroy)で行われるフランス戦では、ナダルに加えてパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno-Busta)やロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut)のほか、フェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)、マルセル・グラノリェルス(Marcel Granollers)がメンバーに名を連ねた。(c)AFP