【9月9日 CNS】棕櫚(シュロ)は中国で広範に分布している常緑樹だ。湖北省から重慶市に跨る武陵山脈(Wuling)一帯では随所に見られる。

 樹形が一風変わっているために観賞用として好まれるほか、枝葉が人々の生活の中でさまざまな用途に用いられるため重宝されている。

 重慶市(Chongqing)酉陽(Youyang)土家族苗族自治県桃花源街道城東社区の冉波(Ran Bo)さん(37)は、シュロの葉を編んで作る伝統的工芸品の伝承者だ。制作する作品群はさまざまなカテゴリーにまたがる。大きさも最大で2メートル以上、最小では手の指ほどの小ささのものまでさまざまだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News