【9月3日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは2日、第4節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)の2得点でバーンリーFC(Burnley FC)を2-0で下し、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が切望していた勝利をつかんだ。

 ユナイテッドは70分過ぎ、フィル・バーズリー(Phil Bardsley)から強烈なタックルを受けたイングランド代表のマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が、同選手に頭突きを見舞い、途中出場でピッチに入ってからわずか10分で退場処分になった。

 その2分前には、ポール・ポグバ(Paul Pogba)が勝利を決定づける可能性があったPKを外すなど、後半は多事な時間を送ったユナイテッドだったが、前半のルカクの2ゴールで勝ち点3を獲得。

 ユナイテッドはユブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)とトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に連敗したことで、モウリーニョ監督の去就にも注目が集まっていたが、立て直してみせた。

 ルカクは試合終盤にGKジョー・ハート(Joe Hart)と1対1の場面が2度ありながら、ハットトリックを達成するチャンスを逃していたが、モウリーニョ監督はそうしたミスを気に留めず、称賛するコメントを残している。

「彼は貴重な2得点を挙げるなど、素晴らしいプレーをしてくれた。さらに点を取るチャンスもあったが、10人で戦っていたこともあり、少し疲れていたかもしれない。あっさりとハットトリックを決めて、ここを去るべきだったが、重要なのは彼が再び得点を稼ぎ、チームもまた勝利したということだ」 (c)AFP/Ian WHITTELL