【9月2日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2018)プレーオフ第2戦、デル・テクノロジーズ選手権(2018 Dell Technologies Championship)は1日、米マサチューセッツ州ノートン(Norton)のTPCボストン(TPC Boston)で2日目が行われ、ウェブ・シンプソン(Webb Simpson、米国)が通算11アンダーで首位に浮上した。

 直近8シーズンで2度目の同大会優勝を目指すシンプソンは、パー5の最終18番で約21メートルのイーグルパットを決めたほか、ノーボギーの8アンダー「63」を記録し、2位のジャスティン・ローズ(Justin Rose)とタイレル・ハットン(Tyrrell Hatton)のイングランド勢に1打差をつけた。

 33歳のシンプソンは「最終ホールでイーグルを奪えたのには興奮した。それに、実際に決めようとしたわけではなく、ただ近づけようと思って打っているだけだから笑えるね」と語った。

 通算8アンダーの単独4位にはトミー・フリートウッド(Tommy Fleetwood、イングランド)が入り、さらに1打差の5位にキャメロン・スミス(Cameron Smith、オーストラリア)とアブラハム・アンセル(Abraham Ancer、メキシコ)の2人が並んだ。

 タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は5バーディー、ノーボギーの「66」をマークし、通算4アンダーで21位タイ。14番では7メートルのパットを沈め、「間違いなく良いプレーだった。よく打てていたし、ライン通りに転がすこともできた。何本か入らなかったが、全体的には安定した一日になった」と満足げだった。

 4日に発表される第42回ライダーカップ(The 42nd Ryder Cup)の米国選抜メンバーに、ウッズと共に主将推薦で選出される見込みとなっているフィル・ミケルソン(Phil Mickelson)は、通算2オーバーで辛うじて予選通過を果たした。松山英樹(Hideki Matsuyama)は同2アンダーで34位タイにつけている。(c)AFP/Bernie McGuire