【9月2日 AFP】18-19スペイン1部リーグは1日、第3節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)の2得点とギャレス・ベイル(Gareth Bale)の1ゴールなどで、CDレガネス(CD Leganes)に4-1で勝利した。

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)でレアルは、17分にベイルのハーフボレーが決まり先制したものの、7分後に移籍後初出場となったGKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)が、レガネスのギド・カーリジョ(Guido Carrillo)にPKから同点ゴールを許した。

 それでもレアルは48分、マルコ・アセンシオ(Marco Asensio)の左サイドからのクロスにベンゼマが頭で合わせて勝ち越した。このプレーで主審は当初、レガネスのDFホナタン・シルバ(Jonathan Silva)と競り合ったベンゼマのファウルを取ったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、シルバにより攻撃性があったとして得点が認められた。

 しかし、61分に決まったベンゼマの2点目については疑いの余地はなかった。ペナルティーエリアの外でルカ・モドリッチ(Luka Modric)とパス交換したベンゼマは、ゴール前で右に流れながら、ゴールを横切る形でファーサイドにシュートをたたき込んだ。

 ベンゼマはその5分後、アセンシオが倒されて得たPKをセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)から譲られればハットトリックの可能性もあったが、ラモスがこれをきっちりと決めた。

 一方でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は0-2でセルタ(Celta de Vigo)に敗れ、同都市のライバルからさらに後れを取った。

 開幕戦でバレンシア(Valencia CF)と引き分けた後、第2節のラージョ・バジェカーノ(Rayo Vallecano)戦で勝利したアトレティコは、今季2度目の勝ち点3を逃した。

 セルタのマキシ・ゴメス(Maxi Gomez)、イアゴ・アスパス(Iago Aspas)に得点を許したアトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「セルタのプレーは素晴らしかった。こちらは相手に問題を引き起こすことができなかった。セルタはシャープで、得点後はその差を守るすべを分かっていた」と振り返った。

「チャンスの時に正確性を欠いていたことで得点ができなかった。重要な警鐘だ。私にとっては、ラージョ戦の最後の10分が良くなかったのも大きな理由ではある。とはいえ、心配はしていない。落ち着いている」

 王者FCバルセロナ(FC Barcelona)は、2日に本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)にSDウエスカ(SD Huesca)を迎える。(c)AFP