【9月2日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)は1日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第22シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が6-3、6-2で第10シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)を破り、4回戦へ駒を進めた。

 この結果、2006年大会女王のシャラポワは、全米オープンのナイトセッションでの無敗記録を22に伸ばした。8強入りが懸かる次戦では、同日の試合で第6シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)を5-7、6-4、7-6(7-4)で撃破した第30シードのカルラ・スアレス・ナバロ(Carla Suarez Navarro、スペイン)と対戦する。

 2回戦まではぐらつく場面もあったシャラポワだが、この日は27本のアンフォーストエラーを犯したオスタペンコのプレーに助けられ、第1セットを簡単に先取。2017年の全仏オープンテニス(French Open 2017)覇者のオスタペンコは、第2セットに入ってミスの数は減らしたが、シャラポワの勢いを止めることはできなかった。

 四大大会(グランドスラム)で通算5度の優勝経験を誇るシャラポワは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)で1回戦敗退を喫した後、米サンノゼ(San Jose )とシンシナティ(Cincinnati)で行われた2大会はけがで棄権しており、今大会で巻き返しを目指している。(c)AFP