【9月1日 AFP】18-19イタリア・セリエAは31日、第3節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は終了間際に途中出場のパトリック・クトローネ(Patrick Cutrone)が得点し、2-1でASローマ(AS Roma)を下して今季初白星を飾った。

 40分にフランク・ケシエ(Franck Kessie)のゴールで先制したミランは、59分にローマのフェデリコ・ファシオ(Federico Fazio)に同点ゴールを許したものの、後半アディショナルタイム5分にクトローネが決勝弾を決めた。

 ジェノア(Genoa CFC)との開幕戦がジェノバ(Genoa)の高速道路高架橋崩落事故により延期となり、前週のナポリ(SSC Napoli)とのチーム開幕戦を2-3で落としていたミランのジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督は、「ナポリ戦での敗戦では大きな後悔があった。とはいえまだシーズン2戦目だ。2試合目で転機を語ることはできない。選手たちの頑張りは分かっているし、ある部分ではもっとチームとしてまとまる必要がある」と語った。

 一方、27日のアタランタ(Atalanta)戦で3-3と引き分けたローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ(Eusebio Di Francesco)監督は、メンバーを数人入れ替えて試合に臨んだ。

 指揮官は「鋭さを欠いていた。失点やピッチ上での判断ミスが多すぎる。そこは練習で取り組んでいかなくてはならい」と振り返った。

 昨季3位のローマは3試合を終えて勝ち点4の獲得にとどまっており、2試合を終えて最大勝ち点の6を手にしている王者ユベントス(Juventus)や昨季2位のナポリから立ち遅れようとしている。

 ユベントスは1日に敵地でパルマ(Parma FC)と、ナポリはこちらも敵地でサンプドリア(Sampdoria)との試合を控えている。(c)AFP