【8月31日 AFP】第18回アジア競技大会(18th Asian GamesAsiad)は30日、陸上男子4×100メートルリレー決勝が行われ、日本が金メダルを獲得した。

 2016年のリオデジャネイロ五輪で、ウサイン・ボルト(Usain Bolt)氏を擁したジャマイカに次ぐ銀メダルを獲得した4選手のうち3選手が再び集結した日本は、圧倒的な強さを見せ、大胆にも2020年東京五輪での金獲得という夢を明言した。

 日本はスタートからリードを奪うと38秒16でフィニッシュし、2位には地元で大歓声を受けたインドネシア、3位に中国が入った。

 山縣亮太(Ryota Yamagata)は、「金を取るために来たので、目標を達成できてうれしい。五輪に向けてプレッシャーもあるが、それとともに自信もある。(東京五輪で)金を取りたい。可能だと思っている」とコメントしている。

 山縣はまた、リオ五輪のタイムより0秒56遅れたものの、飯塚翔太(Shota Iizuka)に代わってメンバー入りした多田修平(Shuhei Tada)にとってこの勝利は大きなものになったと語っている。

「38秒切りを狙っていた。それでも攻めることはできたし、目標は達成できた」

 また日本は、男子4×400メートルリレーで3位に入り銅メダルを獲得している。(c)AFP