【8月30日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)は29日、男子シングルス2回戦が行われ、連覇を狙う大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-3、6-4、6-2でカナダのバセック・ポスピシル(Vasek Pospisil)に快勝し、3回戦進出を決めた。

 米ニューヨークはこの日も焼けつくような暑さとなったが、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)のナイトセッションの試合に割り当てられたナダルは最悪のコンディションを逃れた。

 第2セットで自身のサービスゲームを落とし、2-4とリードを許した場面以外は危なげなかったナダルは次戦、同日の試合でロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)を7-5、6-3、6-3で下した第27シードのカレン・カチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)と16強入りを懸けて争う。

「タフなコンディションだった」と振り返ったナダルは、「ブレークで良いスタートを切れたのが大きかった。ストレートで勝てるのは常に前向きなこと。特にこういったコンディションではね。もうすぐ日付も変わるところだったし、勝てて本当にうれしい」と語った。(c)AFP/Rebecca BRYAN